ホワイトあやのホログラフ

(Twitter→@hujji_reality)

WIXOSS TEAM WORLD CHAMPIONSHIP 2017決勝大会

題がくそ長くてすいません。
こんにちは、ふっじーといいます。


12/17(日)、今年最大の大勝負である世界大会の本戦がありました。僕も最後の予選でなんとか勝ち上がれていたので参加してきました。(前回予選の話は前の記事参照)
今回は参加してきた本戦について適当に書きます。


[予選終了~本戦0回戦まで]


ここまで来れたからには行けるだけ行ってやろうと思っていたりもしたんですが、予選から空きが2週間しかないというまぁまぁな短さに金欠(馬鹿野郎)が重なり、ほとんどWIXOSSが出来ませんでした。


アロスピルルク続投を即決しても恐らく無難ではあったのですが、本戦はアロスを熟知している方が普通に多いと思い、かなりメタが回っているのではと怯えていて常勝を狙えるデッキを他に探していました。


チームには悪い勝手な理由ですがWPに行く余裕がほぼなかったため、一人回しをしながら色んなルリグを想定して手持ちのデッキと照らし合わせる期間で1週間程度消費してしまいました。


しかし、結局はアロスピルルクが環境を考えても手持ちではダントツで安定したバトルができるなという結論になりました。


最後の1週間はメンバーを集めて調整がしたいと思っていたのですが都合が悪かったり体調を崩したりでぐだった結果始まったのは木曜の夜から…なんというグダグダ感。


しかしそれぞれ既にある程度の考えを持ち、細部の柔らかい部分を助言するなりで固める作業だったので手間はたいしてかかりはしませんでした。


結果短い期間で無理に新しいことに手を染めるより、確実に扱えるデッキを使用した方が勝率が上がるだろうという結論にいたり、中身は少し違えど握ると決めたルリグは予選と変わらずアロス(僕)、カーニバル(仮にN)、リワト(仮にY)となりました。


めっちゃどうでもいいことなんですが本戦上がれたし折角ならとチームメンバー全員が無理矢理前日にデッキを光らせました()普通に破産。


[WX決勝大会]


自分たちなりに考えをまとめて迎えた朝。くそ寒い中会場へと足を運びます。


一方的にですがよくTwitterで見かける強い人たちをある程度認識していたので、あー当たりたくないなぁ…とかそんなことばっか思っていました。


受付を済ませて待機している間はチームにコンサバ1セットしか配られないと思っていたらメンバー全員1セットずつ貰えたり、ちゃっちぃ帽子付けたり服着たりと適当に緊張を解いていました(笑)


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↑今回貰えたコンサバセット。
全くの別ゲーのカードに見える。


しかし時間はすぅっと過ぎていくもの。適当にトイレに行ってる間にマッチング表が貼り出されててちょっと焦りながら戻りましたよ(笑)


正真正銘実力者揃いの中果たして結果は…


ポジション
A:Y、B:N、C:僕

一戦目 スペル軸リワト(後)○ チーム○○○

二戦目 タウィル=フェム(後)○ チーム○○○

三戦目 3止めアイヤイ(先)○ チーム××○

四戦目 2止めアン(先)× チーム×○×


予選10位で残念ながら落ちてしまいました。前半が好調だっただけにとても悔しかったです。えぇ、悔しかったですとも。


後半戦は最大手チームの連続でした()
いやぁなーにがいけなかったんでしょうかねぇ()


チーム内では偏った戦績になったメンバーもいないので、戦術に間違いはなかったのかなと思います。


僕自身戦犯の化身になるのではないかと死ぬほど恐れていたのでほんと良かった…まぁチームとしては2-2なのでアレなんですけども。




[構築]

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こちらが今回使用したアロス・ピルルクです。
東京予選の時からの変更点は、

アメンボ→バオバブーン

precious→three out

アンチ・アビリティ→ブルー・パニッシュ

の3点のみです。

あ、あとはヤゴとトノサマを光らせたことですね()


アメンボは場に立つ最大の443の3の中でパワー8000+防御要素まで兼ね備え、ドローメタの定時ほーたそやリンゼなど5000ラインをアロス起動でバニッシュに持ち込めるカードだったのですが、1番懸念していた定時ほーたそが本戦にいるのかと考えたときまぁいなさそうだなという予想が普通に立ったので今回抜くに至りました。


空いた枠には圧縮の鬼兼緊急時エナブのバオバブーンを投入。バーストで捲っても手札から打っても圧縮です。凄い。
3枚になった途端に僕の技量では扱いづらいという弊害も多少出ましたがこの日はこいつに助けられた試合もあったので良かったです。


プレシャスをスリーアウトにした理由は、リソースの削り合いが基本の現環境で青2が重たいと感じたために軽い方を選択したというところです。
エナを絞ってくる相手が非常に多いので、やはり正解でした。
あとはアンダーワンがきっと使われないだろうと予想していたというのもあります。


最後にアビリティoutパニッシュinについてなんですけど、アビリティは主に雪月華遊月を見ていて、あとはまぁ同型とスペル軸リワトらへんに1ターン貰えるくらいかなってところだったのですが、リワトに不利を取り、ブレが許されない遊月を使うプレイヤーはいないのではないだろうかと考え、今回は不採用としました。
ブルー・パニッシュにした理由は2つあって、

①普通に防御カードとして使用できる。

②スペルカットインで妨害できるアーツが1枚は欲しかった。

という上記の理由で採用にしました。


単純に打って強く、アビリティでは出来ない打ち消しがあるので使い勝手はやはり良かったですね。


アビリティ自体優秀なメタアーツなのですがやはり単体では防御になり得ず、リワトなんかは普通に点要求してくるので起動込みの使用を余儀なくされてしまうのが難点で、しっかりとリソースさえ削れば無くてもなんとでもなるだろうと吹っ切れました。
結果的には1戦目と3戦目以外にはまるで不要のものでした。



その他だったり詳しいアロスについては前回も書きましたが僕よりかなり詳しい人、分かり手の方が沢山いますので申し訳ないですが書かないです。普通に怖くて書けないです()



[戦いの記録]

それぞれ僕が行った試合を思い出しながらぱっと書いていきます。


1戦目:スペル軸リワト

かなり当たりたくない対面でした。

じゃんけん負けからスタートしオープン、1発目からスリーアウトを打たれスペル軸と早くも確信。あれこれかなり絶望なのではと既に頭が痛かったですね。

しかしまぁどんなことするか知っていたので盾を全力キープしながらあまり回さないように立ち回ります。

相手が4に乗る時に盾を3残す+鯖キープまでできたので相手がどこまでぶん回すか次第といったところだったのですがスペルを引けなかったのかフレイン2回起動+ルリグテキストでの3面要求でしかけてきます。前述した通り盾は残せていたので全て受けてこちらのターン、回しにかかります。

スペルが盾に落ちたりしていてあまりしっかりと回すのは無理だったのですが最低限1面を退け蟲を構えながらコスモウスまで。しかしまぁしっかりと防がれます。

スリーアウト、シャボンサクシードでガンガン回され、あぁアンチ・アビリティを打ちてぇな…と眺めてました()

こちらはクリスタルシール、相手はトリトリヤシなどで適当なハンデスを交えつつの殴り合い。盾を残せないこちらが不利になっていき、アーツをちょこちょこ打っていきます。

エナのリソース勝負では勝てないのでデッキを回すしかないのですがフレインが邪魔をしてなかなかリフレッシュに届かず苦い顔をしているとトリトリを打たれハンドが4→2に。

あ、これはヤバイなと思っていたらコインが残り3枚だったため相手がドントアクト読みで2面での要求。ドントエスケープ1枚で凌ぎきることができ、アーツを温存できました。

チャクラムを使い捨てながらハンデスを絡めてハンドをむしりとり、イカを並べつつ蟲を手札にキープ。エナも5~6をキープして相手にアーツを吐かせていき、最終的には勝利。

かなり細かったのですが、色々助けられた部分もあってなんとかなりました。


2戦目:タウィル=フェム

一方的にですが知ってる方で、結構有名で強い人と分かっていたので結構緊張していました。

オープンはタウィル。うーんまたリワトなのかなとか思ってたら白ルリグにハニエル。リワトの予想は秒で捨てました。

序盤は対面がリンゼを2面立てながらこちらが立てた下級を殴り倒し、面を埋められず点が入っていきます。
この間リンゼのドローテキストで山を凄まじいスピードで掘り進め、4に上がる頃には既に極薄状態に。めっちゃ凄かったです。

手際よく盤面を荒らされ、デッキを完成させたタウィルの猛攻は思ったよりも激しく、蟲を構えようと必死になっていました。
しかしクリスタルシールをイカのドローで引くことが多く、ハンドにドロソを残したい都合で捨てまくってしまったためエナにカードを固定できずうまく回すことができなくなっていき、アーツを全て吐かされるという自体に。

蟲を構えるのもカツカツで相当辛かったのですが、最終的にはルリグパンチを通し勝ち。あと1ターン返れば負けの超ギリギリな試合でした。


3戦目:3止めアイヤイ

まさかの某有名なWPSで優勝しまくってる方に当たりました。

実はちょっと前情報が耳に入っていて若干何してくるかは知っていたのですが辛いことに変わりはありません。

オープンはアイヤイ。おいお前死んだんじゃなかったのか。

幸い先手を取れていたので気合いを入れて臨みました。

序盤はデッキを適当に回し少し相手のリソースを奪いながらノーパン。相手の攻めがあまり強くなかったため4に盾3枚でグロウ。
序盤に回したせいでたいしたことは出来ませんでしたが蟲は最低限構えながら攻撃に移りました。

相手も本格的に回しだし、こちらのリソースを奪っていきます。bad sideなんかも打たれてピンポイントでハンデスされ、とても辛かったですがなんとかターンを繋ぎます。

盾を0にされ、流転もルリグパンチを受けるために吐いてしまい、因果応報を打ってくるだろうと思っていたので焦ります。
bad sideをスイングで手札に抱え、エナにはムシュフシュとシルシュが見えていたので盾0エナ0最低1ハンデスの状況から耐え抜く必要がありました。なのでイノセントディフェンスを自ターンで吐き、蟲を揃えながらイカで更にドロー。ハンドが

バブーン、バブーン、トノサマ、ユノハナ、オタガメ、オタガメ、鯖

の7枚に。まぁ勿論耐えられたのでハンド超過で1枚捨てることになったのですがここで悩みだします。
最低でも1枚鯖以外が抜かれるのは確定なので、バブーンを捨てるかトノサマを捨てるかで悩みました。そして選択を間違えました。
この時僕はトノサマを捨ててしまったのですが、思い返せばバブーンを捨てるべきだったと反省しています。

こちらの残りアーツがダブルチャクラム(アンコール済み)とドントエスケープのみだったので、エナを0にされたらバブーン2枚では防ぎきれないのです。
なのでここではバブーンを捨てて、たとえ蟲を1枚削られても起動+バブーンエナチャチャクラムを使えるようにしておかなければなりませんでした。

しかし相手が応報までを打ち込むもリフレッシュに入りシルシュの出効果が出なかったためマルチが1枚残りバブーン2枚からドエスチャクラムで防ぎきり勝利。
致命的なミスだったので本当に反省しています。


4戦目 2止めアン

こちらも有名な方で、使ってくるデッキの予想がたっていたので対面に座った瞬間横に祈りを捧げていました()

しかしデッキによってはワンチャンあると絶望せずにオープン。アン。

おいおいこれが普通のアンなわけがねぇ死んだわこいつ。

無論2止めでした。

序盤から大盤と三焼でガンガン面を明けられマーライ艦隊でゴリゴリ点をもがれます。完全に乗せる気が無かったので死ぬ気で盾を守るしかありませんでした。

こちら2の時に盾が5枚。美巧で3点とられるのは確定していたのですが手札に鯖がなく、このままだと流転を使用しても盾が2で死ぬのは確定だったのでイノセントディフェンスを早々に捨てて下級を回収しつつルリグを止めます。

3に乗り出効果でコインゲット。ついでに下級を回しハンデスを入れながら鯖を引き山の枚数をギリギリに調整します。

返しのターンやはり大盤三焼を打ってきたので流転を打ちギリギリ凌ぎきり、4へグロウ。今度は場に出せる蟲を死ぬ気で掘り進めます。
が、うまく回らず蟲が全然揃わずチャクラムを吐きながら更にデッキを掘ります。しかしそれでもオタガメ1枚しか場に出せる蟲がハンドにいない。

仕方がないのでイカでドロー。それでも引けなかったのでもうブルパニのドローにかけるしかなかったのですが引けなかったので普通に殺されました。
結局アサシン付与アーツが入っていたら勝ちはなかったので怪しいですがそれすら拝めなかったのはとても辛かったです。


試合の内容は大体こんな感じです。あまりメモなどしておらず、一夜明けてから書いているので記憶が多少曖昧なのですが…


[まとめ]

長い長い世界大会も無事終わり、やっと肩の荷が降りたのかなと思います。


しかし何度も言うのですが本戦まで行けたとこ、とても嬉しかったです。


てっぺんを目指す、そういう舞台にまで行けたのはずっと一緒にチームを組んでくれたメンバーに他なりません。圧倒的感謝。


予選を突破する力をくれたアロスピルルクにも圧倒的感謝です。この娘すげーや、ほんとに。


とまぁ感謝の気持ちはちゃんとしっかりあるのですが他に言いたいことがあまりないんですよね。


あ!そういえば情報公開でリムーブのターン1制限とルリグデッキの同名カード複数積み禁止のルール変更が来るらしいですね。


特にリムーブの制限は今までの様々なデッキの機能を停止させるもので、相当ゲームバランスに影響してくるのかなとおもっています。いやほんと怖いです。別ゲーレベルの変更にならないことを祈るばかりです。(タウィルが心配だぁ)


これくらいですかねぇ…


実は世界大会終わってからすぅっと色々抜け落ちてしまったせいで空っぽなのです。どうしたもんか…


でも区切りを1回つけるところなのかもしれません。(別にやめませんけども)


WIXOSSまたできる範囲で高みを目指していこうと思います。WPS優勝したいです。


いつも通り雑な終わり方で申し訳ないですが今回はこれで終わりです。

ふっじーの次回作にご期待ください。